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●末尾ルコ かつて語った『たかが世界の終わり』 3 [「言葉」による革命]

『たかが世界の終わり』でグザヴィエ・ドラン監督は、一つの家族、それは母はナタリー・バイであり、長男はヴァンサン・カッセルであり、長男の妻はマリオン・コティヤールであり、次男はガスパー・ウリエルであり、次女がレア・セドゥという恐るべき「家族」なのだが、90分強の作品中、この人たちの演技をほとんどアップの連打によって抽出する。
そのテンポが心地いいのだ。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月24日 [愛の景色]

そしてそのうえで、どう
根を張りつつ
どれだけ飛翔できるか

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌532日目~2月、ケアマネさんの家庭訪問、高倉健の『日本侠客伝』と『昭和残侠伝』。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月22日(木)手術後724日目 退院後524日目

2月26日の、ケアマネさん家庭訪問(モニタリング)の日のお話、要介護度再認定の時期も近いので、その話題も出ました。
しかしこれはケアマネさんに要介護度の証書を預けておけば事務手続きはやってくれます。
後は市役所から認定員の訪問日を打診する電話を待つだけです。
母(お母ちゃん)は退院時は要介護度4,そして前回の判定で要介護度3になっていますが、今回はどうなりますか。

そう言えば、新型コロナ禍の影響で確定申告の期限が4月15日になりましたが、今回は昨年2月に売却した土地の譲渡税を申告する必要があります。
いやですねえ、譲渡税。
これがなければ大助かりなのですが、あるものは仕方ない。
早めに譲渡税申告の書類などを揃えておけなければ。
税務署へ出向かなきゃいけないのも気が重いですね。

さて、今回も介護関係の話題の後は映画のお話となりますが、いや、映画を中心とした様々な話題と言った方がいいですね。
気の合うケアマネさんとであれば、話題がどんどん展開していく愉悦を味わえるのです。

「話題がどんどん展開し、アッという間に時間が過ぎていく」…これこそ人生最高の愉悦の一つ。
その時間の心の高揚たるや、他のことではそうそう味わえません。

今回はわたしがケアマネさんにお薦めしていた、高倉健主演の『日本侠客伝』シリーズについて。
このシリーズ、2月からWOWOWですべて(11本)放送されるので、少し前に電話でケアマネさんにお薦めしてました。
ケアマネさん、高倉健のファンだけど、健さんの任侠物は未見だと言ってましたから。
ちなみにケアマネさんにとっての高倉健映画ベストは、山田洋次監督の『遥かなる山の呼び声』なのです。
それはもう当然よく分かります。
『遥かなる山の呼び声』、わたしも大好きで、ロケも倍賞千恵子も素晴らしかった。
ただ、任侠物の高倉健はまた違った、特別な、そして圧倒的なカリスマがあるんです。
もっともより様式美が高度で神話的でさえあるのが『昭和残侠伝』でして、池辺良とのコンビネーションは何物にも代えがたいですし、クライマックスでの高倉健の描き方も素晴らしい。
そう、高倉健に人間離れした怪物的なオーラを発揮させている。
大人数の敵に斬り込んでいき、、しかし何十人の中で乱闘しようとも、高倉健の存在のみ屹立している。
(これぞ、映画スターだ!)というところですわね。
もちろん『日本侠客伝』もいいのですが。

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