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●末尾ルコ かつて語ったウィリアム・カット 4 [美と、生きるための教育]

しかしウィリアム・カット主演の『ファースト・ラブ』まで映画館で観るかね、と思ってしまうが、当時のわたしは何でもかんでも映画館へ行っていたのである。
『ビッグ・ウェンズデー』はジャン・マイケル・ビンセントとゲイリー・ビジーの3人がサーファーを演じるのだけれど、大波の撮影は息を呑むほど凄かった。
日本ではこの映画、テレビCMで「男でも、泣く」のコピーをつけてかなり宣伝していたのでヒットもしたのだと思う。
ただ日本公開版、エンディングで「日本の歌手の歌」を使用したのですよ。
これはもうひと言、「酷かった!」に尽きました。
起用された歌手と所属事務所以外、普通誰も喜ばないですわな。


タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月14日 [愛の景色]

それを効いたあの人は、
その花はまさしくあなたを呼ぶのに
相応しいと言った


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌521日目~グログロホラー『ミッドサマー』でも、外連味炸裂えぐいサスペンス『危険な情事』でも、「怖い、怖い」と言いながら盛り上がる母(お母ちゃん)。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月11日(月)手術後713日目 退院後513日目

アリ・アスター監督『ミッドサマー』、エイドリアン・ライン監督『危険な情事』、どちらも母(お母ちゃん)とともに鑑賞しました。
ただ両作品とも、一般的にはご高齢の方々は見ない方がいいでしょうね。
いささか刺激が強過ぎます。
わたしが85歳の母(お母ちゃん)とともに観たのは、母(お母ちゃん)がホラーでもサスペンスでも基本的に平気だと分かっているからです。

あ、母(お母ちゃん)と言えば、左足裏の魚の目ですね。
『イボコロリ』を貼ったままにして3日目くらいで芯が取れました。
これで少しずつ足裏の痛みは軽減されていくと思うんですけどね。
もっと早く『イボコロリ』や『スピール膏』を使ってればよかったですが、まず「まめ」だと思ってしまったのがわたしのミスでした。

お話し戻しますが、わたしの母(お母ちゃん)、『ミッドサマー』なんか観ても、「怖い、怖い!」などと盛り上がりつつ、さほど怖がってないですわ。
だからSFやファンタジーは苦手だけれど、ホラーやサスペンス、スリラーなどを鑑賞作品としてチョイスすることが多い。
ストーリーが込み入ってくるとだめですけどね。
なにせ『ミッドサマー』は、「学生たちがスウェーデンで怖い目に遭うだけ」、『危険な情事』は、「浮気した男が浮気相手の女に恐ろしい目に遭わされるだけ」と、極めて分かりやすい、しかも両作品とも水準以上の出来だから。

『危険な情事』は監督のエイドリアン・ラインの手腕はもちろんのこと、主演のマイケル・ダグラスとグレン・クローズ。
2大スターでしかも演技も折り紙つきのスーパー映画俳優だからこその満足感があります。
まあマイケル・ダグラスとグレン・クローズは演技の質がかなり違いますけどね。
グレン・クローズは「難にでもなる」タイプの女優ですが、マイケル・ダグラスは「常にマイケル・ダグラスでありながら、その中で凄みある演技をする」タイプです。
でも二人とも日本じゃ、今一つ人気ないですよね。
特に全盛期のマイケル・ダグラスは米国を中心とした日本以外(笑)の国々ではまさに大大大スター。
ところが日本では、「マイケル・ダグラスに狂ったわ!」なんて人、あまり見かけないですよね。

●末尾ルコ フラグメント

『殺さない彼と死なない彼女』は傑作です。
心かき乱されます。

『殺さない彼と死なない彼女』で、桜井日奈子の凄さと、堀田真由のリリシズムを鑑賞できます。

『Red』がですね、いやいやブルース・ウィリスの『RED』じゃなくて、三島有紀子監督の『Red』ですけどね、とてもいいんです。

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