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●末尾ルコ かつて語った『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』 1 [「言葉」による革命]

『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』。

監督はもちろんダリオ・アルジェント。
ドラキュラ伯爵はトーマス・クレッチマン。
ミナ・ハーカーがマルタ・ガスティーニ。
ルーシー・キスリンガーがアーシア・アルジェント。
そしてヴァン・ヘルシングにルトガー・ハウアーというビッグネーム。
ジョナサン・ハーカーにウナクス・ウガルデ。
タニアはミリアム・ジョヴァネッリ。


タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月5日 [愛の景色]

極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月5日

厳密に
しかしいかなる範疇も超えて


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌512日目~わたしを鼓舞する「トレーニングシーン」と言えば、『ロッキー』よりもデ・ニーロ主演のあの映画たち。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月2日(土)手術後703日目 退院後503日目

『海街Diary』の広瀬すずが腹筋トレーニングをやるシーンがあって、それはとても短いシーンに過ぎないのですが、案外そういうのが(おれも頑張らなきゃ!)という刺激になるもんですわ、わたしの場合特に(笑)。
高度に研磨された映画を読み解くのも快楽だけれど、こうした一瞬のシーンに刺激を受けるのも映画鑑賞の快楽なのです。

トレーニングシーンに刺激を受ける映画といえば、映画史的にはやはり『ロッキー』ですよね。
あのテーマ曲とともに、恐らく作品公開以来無数の人々の日常をワールドワイドに鼓舞し続けてきたでしょうね。
これって凄いことです。
他の表現方法ではここまでの影響力はなかなか考えられない。

とは言え個人的にはわたし、現在『ロッキー』のトレーニングシーンではさほど鼓舞されません。
まあそれは個人的な好みもありますが、数年前に『ロッキー』観返したんですけど、人情物映画の要素はすごくよかったです。
ただトレーニングシーンとかは今観るといささかあざといし、クライマックスのボクシングシーン、ボクシングというよりもプロレスシーンのような大袈裟アクションでしたのでね。
プロレスを馬鹿にしてるわけじゃないですよ。
でもボクシングシーンにはストィシズムが漂っていてほしい。

ではわたしはどんなシーンに、特にトレーニングなど肉体性を強調したシーンに鼓舞されるのかと言えば、次の三本ですよ。

『タクシードライバー』
『ケープ・フィアー』
『ミッション』

はい。
すべてロバート・デ・ニーロ主演映画ですね。
しかもトレーニングシーンと言っても、『タクシードライバー』と『ケープ・フィアー』はトレーニングの動機が反社会的です。

ご存知『タクシードライバー』の動機は、大統領候補暗殺&主人公トラビスが社会の害悪と見做している連中を抹殺するためでしたからね。
その目的のための超ストイックな筋トレだけでなく、何を鍛えているのかよく分かりませんが(笑)、ガスバーナーの炎で腕を炙るシーンも有名です。
真似しちゃいけませんよ。

『ケープ・フィアー』のマックス・ケイディの場合も、「自分を有罪に陥れた(と思い込んでいる)弁護士」への復讐のために刑務所内でのストイックなトレーニング。
体中タトゥーだらけというのは現在では格闘家やサッカー選手らの中で珍しくないですが、『ケープ・フィアー』公開時はインパクト抜群だった。
そしてここが最も大きいのですが、非常に美的かつ詩的かつ思想性溢れるタトゥーである、ということです。

『ミッション』については・・・とても大切なシーンです、後日じっくり語りましょう。

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