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「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」「マニュエル・ルグリの新しき世界II 」についてとりとめもなく。 [愛とバレエ]

いやしかし、「マニュエル・ルグリの新しき世界II 」も素晴らしいのだけれど、ウイーン国立バレエのメンバーはやや馴染みがないというのは否めない。
その点、「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」。

ニコラ・ル・リッシュ、オレリー・デュポン
クレールマリ・オスタ、マチアス・エイマン
ドロテ・ジルベール、ステファン・ビュヨン

最高のエトワール2人(ニコラ・ル・リッシュ、オレリー・デュポン)に加え、圧倒的にキレまくるパフォーマンスを見せてくれる若手。まったくスキがない。
演目も「これが観たいんだ!」というものがほとんど。
Aプロの

「白の組曲」 ニコラ・ル・リッシュ、オレリー・デュポン、クレールマリ・オスタ、ドロテ・ジルベール、マチアス・エイマン、ステファン・ビュヨン、東京バレエ団(振付 セルジュ・リファール 音楽 エドゥアール・ラロ )

・・・・(絶句中)

これ、最高に好きなのだ。

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ロマンティシズムを舐めてはいけない。その2 [生と死のためのアート]

よく言われるのだが、
男はロマンティスト。
女はリアリスト。

そうだろうか?

そういう傾向はあるかもしれないが、どだいロマンティストの男なぞ滅多に見かけない昨今なのである。

わたしの意見だが、
ロマンティストであるだけでは生きていけないだろう。
しかし、(あくまでわたしのやや極端な意見だが)リアリストであるだけなら、死んでいると同じだ。

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不発だが北川景子のゴシックな美貌「LADY」最終回。 [吉高由里子]

北川景子「LADY」最終回。東日本大震災による通常放送中断などでずいぶん久しぶりのような気もするが、最終回も北川景子の美貌が光った。
「LADY」というドラマ自体は完璧なまでに不発だったけれど、北川景子‐犯罪物‐あるいはゴシックホラーなどはヴィジュアル的に実の相性がいいのでそんな映画企画ができればいいな。
「できればいいな」と他人任せでは話にならないので、わたし、企画作っていろんなところへ送ります。
それはそれとして、北川景子はいわゆるJホラー的な作品よりも、間違いなく欧米系ゴシックホラーが似合っている。北川景子の醸し出す雰囲気は、やはり日本の女優の中では独特だ。

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2011年2月21日 ハートHeart ナンシー・ウィルソンのカッコいいこと! [音楽]

かつてハートHeartのファンだった頃・・と書くと、今ではファンでないように聞こえるだろうが、しばらく忘れていたからファンではなかったのだろう。しかしでは「ファン」とはどういうレベルの人間を言うのか。いつも「それ」を意識している状態の人?まあここでは深く追究せずにおこう。
ぼくは2011年2月21日の夜にハートの映像をいくつか観たわけだけれど、ひょっとしたら新たにナンシー・ウィルソンのファンになったかもしれない。
かつては写真でしか観ることのできなかったナンシー・ウィルソンが、今となってほとんど自由に映像で観ることができる不思議はともかく、カッコいいのだ、ロングのブロンドでギターを構えるナンシーが。
ロックは音楽だけれども、ファンの熱は演奏者の姿によっても左右される。
でもそれはロックだけではない。
かつてショパンの演奏する姿を観た貴族の婦人たちがどれだけ陶酔したことか。


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「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」「マニュエル・ルグリの新しき世界II 」の概要ついに決定。 [愛とバレエ]

「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」「マニュエル・ルグリの新しき世界II 」の概要が発表されていた。
東日本大震災の影響ですでにNBS(日本舞台芸術振興会)主催のフィレンツェ歌劇場公演は中止になっているが、「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」は8月、「マニュエル・ルグリの新しき世界II」は7月。
果たして7月、8月に日本はどうなっているか。
それにしても両企画ともなかなか豪華なメンバー、プログラムを組んで来たのだが、特に「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」は「6人全員がエトワール」が売り物。
そのメンバーは・・

ニコラ・ル・リッシュ、オレリー・デュポン
クレールマリ・オスタ、マチアス・エイマン
ドロテ・ジルベール、ステファン・ビュヨン

これはねえ・・。
ちょっと、キラーですよ、キラー。
しかもAプロには

「若者と死」オレリー・デュポン、ニコラ・ル・リッシュ(振付 ローラン・プティ
音楽 ヨハン・セバスチャン・バッハ)があるし。

チケット取れるのかなあ・・。
まあAプロだけで3日間あるので何とか・・。

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愛の思索、その言葉 2011年3月27日 [愛の景色]

こんな時代に入ったからこそ、君への愛についてより深く見つめなければならないと、風の強い日にまた想った。


タグ:アート 言葉
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ロマンティシズムを舐めてはいけない。その1 [生と死のためのアート]

ロマンティシズムを舐めてはいけない。
ロマンティシズム?
ロマン主義?
ロマンティック?

ここで文学史などを多少知っている人であれば、日本で使われる「いわゆるロマンティック」と本来の「ロマンティック」は違うので云々などと思うに違いない。
とりあえずここでは日本で使われる「いわゆるロマンティック」と本来の「ロマンティック」を足して二で割ったものと適当なことを書いておこう。

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ネオアンガージュマン 東日本大震災に関する一つの「決まり言葉 普通の生活」 [ネオアンガージュマン]

これも被災してない人間の心の持ちように関することだけれど、テレビ番組などで出演者が「まとめ」として言うセリフの一典型が、

「被災してないわれわれはできるだけ普通の生活をして経済活動などを活性化させるべきですね」

その通りだと思うけれど、一つ大きな落とし穴がある。

従来通りの「普通の生活」とはどんなものだったか?
震災前の「普通の生活」に関する検証を個々の人間がしっかりとするべきだ。

日本社会は震災前、決して立派な「普通の生活」を送っているわけではなかった・


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吉高由里子のイマージュ 写真集「UWAKI」 [吉高由里子]

吉高由里子写真集「UWAKI」を見た。
今までの吉高由里子にはなかったアプローチを、確かに「UWAKI」はしていた。
今までの吉高由里子は、いや、女優吉高由里子の本質的な「今まで」ではなく、「吉高由里子」という固有名詞を聞いて浮かぶイマージュ。
いや、実は2年ほど前には、しかも映画シーン、文化シーンに多大なインパクトをもたらした「蛇にピアス」公開後でさえ「吉高由里子」と聞いも「知らない」という人が、特に地方ではほとんどだったけれど。
知らなければ何のイメージも浮かばない。
と、いうわけではない、実際は。
例えば

太田黒 馬子

と聞くと、そんな人知らなくてもなんらかのイマージュが心に現れるはずだ。
え?現れない?

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日本語 ★ 随意筋 [言葉 文 固有名詞]

A それは何ですか?
B 随意筋です。
A ほう、随意筋ですか。
B はい、随意筋なのです。
A では随意筋なのです。
B 確かに随意筋なのです。
A ん?じゃあ、そこにあるのは?
B どこですか?
A そこ!随意筋の横。
B え?随意筋の横にあるこれはオムライスですよ。
A オムライス?しかし卵がトロ~リとしてはいない。
B ふふふ、昔ながらのオムライス!卵焼きは薄く・・。
A むむう。しかも昔ながらのケチャップで。
B それがいいんですよね~。
A おっと、わたしの言っているのはそちらじゃなくて、随意筋のそちらにあるもの。
B これ?これはもちろん腑随意筋ですよ! 

※ このカテゴリーでは「固有名詞」を使い、日本語(ときにフランス語、英語)で短い文章を作ってみます。
ごく簡単な文章でも、それは「無から有」を生む行為です。
さらに「固有名詞」と絡めると、独特の効果が生じることがあります。

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