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マルグリット・デュラスとヤン・アンドレア、38歳年の差の愛と映画「デュラス 愛の最終章」、そしてジャンヌ・モロー  [生と死のためのアート]

マルグリット・デュラスとヤン・アンドレアの愛を描いた映画が「デュラス 愛の最終章」だ。
決して出来のいい映画とは言えない。
演出もカメラも平板で、どこにも鋭さを感じることはできない。
それでも、何となくではあるが、デュラス的雰囲気を醸し出そうとはしている。
映画の見ものは疑いもなくジャンヌ・モローだ。
ジャンヌ・モローも比較的早い時期に、映画史上格別であった破滅的とさえ言える美貌とセックスアピールを喪失した。
「死刑台のエレベーター」の「小間使いの日記」の、そしてブラームスの曲とともに異界の恋へと鑑賞者を誘う「恋人たち」のジャンヌ・モローは比較的早い時期にいなくなった。
けれどもちろんこの不世出の映画女優は、その後も圧倒的な「威厳」を纏って映画界に君臨する。
「デュラス 愛の最終章」は、「威厳とは何か」を確認する映画でもある。


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● ルコ美醜悪学  娘のマナー違反を注意しない母親 12日12時 [ルコ美醜悪学]

午後の飲食店。
女3人連れがテーブルにつく。
1人は母親、もう2人はおそらくその娘。
1人の娘は中3から高1くらい、もう1人は小5から中1くらいに見える。
基本的には静かにしていたこの3人だけれど、テーブルについて10分ほど経った頃だろうか、年下の娘が足をバタバタさせて床を鳴らし始めた。
さほど大きな音ではないが、もちろん耳障りであり、飲食店内のマナーを逸脱していることは言うまでもない。
けれど母親らしき人物は、結局一度も注意しようとしないのだ。

娘が飲食店内で足をバタバタさせて床を鳴らすのを注意しないなんて、お話にならないですよ、マダム。

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愛をどこまでも掘り下げ、どこまでも高い場所へと導く。その言葉 2011年8月12日  [愛の景色]

暑かった白昼が過ぎ、夕空が来る前には太平洋からの風を感じていた。
その晩、君は小さなライトの近くにいた。
いつもと違う綺麗さの君の顔を宵闇が祝福していた。

タグ:アート 言葉
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「ファミリー・ヒストリー」浅野忠信と高良健吾 その1 [吉高由里子]

なでしこジャパンがワールドカップで優勝するでしょう。マスメディアをあげて大騒ぎするわけです。渡辺謙がアカデミー助演男優賞にノミネートされる。まあマスメディアはさほど大騒ぎはしないですね。これがカンヌ映画祭やベルリン国際映画祭などアーティスティックな映画祭だと取り上げられる機会はさらに大きく減る。カンヌ映画祭ではすでに「巨匠」に近い扱いの河瀬直美監督の名前を知っている日本人はどのくらいいるだろうか。スポーツの素晴らしさを否定するつもりはないけれど(ある種の人たちのスポーツに対する意識はいただけないと思うけれど、それはまた別の話)、今の日本、まるで「スポーツだけに勇気を与えれらる」ような印象だ。あ、J POPもか(とほほ。世界には凄い音楽がいくらでもあるんで、もっと貪欲に聴きましょう!)。
で、ですな。
近年の浅野忠信。国際的活躍も見事なもの。セルゲイ・ボドロフ監督の「モンゴル」では主演、アカデミー外国語映画賞にノミネート。ハリウッド大作「マイティ・ソー」では主演級でアンソニー・ホプキンス、ナタリー・ポートマンらと共演だ。

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ネオアンガージュマン 大人にとっての「読み聞かせ」 [ネオアンガージュマン]

子どもに「読み聞かせ」ることによってどんな効果が生まれるか。
子どもたちの将来にとってどれだけ素晴らしい行為なのか。
これは教育者のみならず、多くの人たちが論じているけれど、わたしもいずれじっくりと語って行くことだろう。
ここでは別の観点を一つ提示しておきたい。

「読み聞かせ」は、「読み手」にとっても素晴らしい経験となる。
大人の「読み手」にとっても新たな能力が開発されるきっかけとなるのだ。

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松田翔太「ドン★キホーテ」で熟練のパフォーマンスを見せる小林聡美。  [生と死のためのアート]

松田翔太主演「ドン★キホーテ」を他愛無い展開ながらも手堅く楽しめて不快にならない(←これは重要)ドラマとしてほぼ毎週観ている。
「育児」という社会問題を上手にからめながら説教臭くならず、ちょっとしたシーンでも可笑しさを散りばめていて小一時間飽きることが無い。
さすがと思わせるのが小林聡美で、注目してほしいのだけれど、映画を中心として活躍して来たキャリアならではの「映像的演技」を軽々とこなす。
つまり、表情をほとんど変えずに感情を表現できるのだ。
かつて映画界の大スターだった、そして現在別の形でリバイバルしている薬師丸ひろ子も同じように「表情をほとんど変えずに感情を表現できる」。
これは「日本人」俳優としては、非常に大事な要素だ。
ぜひ今後も、注目し、「素晴らしい」と唸ってほしい。


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