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[ダイヤ]「言葉」による革命・「美」による革命[ダイヤ]  「末尾ルコ 革命広場」/「末尾ルコ 会話芸術」高知(土佐)薊野より全国、世界へ ●末尾ルコのフラグメント~『カムイ外伝』、『ローグ・ワン』、『タクシードライバー』。2017年1月17日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコのフラグメント~『カムイ外伝』、『ローグ・ワン』、『タクシードライバー』。

『カムイ外伝』が、とりわけ「飛天の酉蔵」の回が素晴らしく、刺激を受ける。
刺激と言えば、『ローグ・ワン』もそうだ。
『スターウォーズ』シリーズには何らの思い入れもなかったが、『ローグ・ワン』の中にいい意味での戦争物のおもしろさ、英雄性が満ち溢れていた。
そしてこの前、BSで『タクシードライバー』を放送していた。
生涯の内にいったい何百回あるいはもっと?鑑賞することになるのだろうか、この映画。
トラヴィスは映画の中で「腕立て50回、腹筋50回」と言っていたが、それなら今の俺の方が上だけれど。


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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年1月17日 [愛の景色]

(君のすべてへの愛)

ぼくのページのどこを捲っても
びっしりと書き込まれているのは
君のこと

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、月」篇。2017年1月17日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、月」篇。

「猫、月」

月の下にある
グラリオサ
土星の影となる
冬のヒマワリ
地中よりせり上がる
ドストエフスキーの文庫

すべては猫のために

・・・・・・

ぼくの素敵なネコには、
月も星も
よく似合う!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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●アニメの『この世界の片隅に』が1位だから報道されたのか?キネマ旬報2016年ベスト・テン。 [「言葉」による革命]

●アニメの『この世界の片隅に』が1位だから報道されたのか?キネマ旬報2016年ベスト・テン。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

はい。
2016年 第90回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・テンが次の顔触れなのですが。

1位「この世界の片隅に」
2位「シン・ゴジラ」
3位「淵に立つ」
4位「ディストラクション・ベイビーズ」
5位「永い言い訳」
6位「リップヴァンウィンクルの花嫁」
7位「湯を沸かすほどの熱い愛」
8位「クリーピー 偽りの隣人」
9位「オーバー・フェンス」
10位「怒り」

見ての通り、一般的に知られている映画が数本ですね。
それが一つ、大きな問題。
納得のできない作品の多い今の日本映画界とはいえ、毎年力作は作られている。
ところがいかにいい映画を作っても、滅多なことでは「国民の共有物」にはならない。
ちょっとNHKの朝ドラへ出演しただけで、「国民的女優」などと呼ばれたりするのに。
そのNHK。
ニュース番組で「『この世界の片隅に』がキネマ旬報ベスト・テンの1位になりました」という内容を報道していたが、あれっ、NHKニュースって例年『キネマ旬報』のベスト・テンなんて報道してたかな?
もっともNHKニュースのすべてを見ているわけではないので、ひょっとしたら報道していたのかもしれないし、あるいは報道していないのかもしれない。
ともあれ、「『この世界の片隅に』がキネマ旬報ベスト・テンの1位になりました」という報道はした。
それに留まらず、『クローズアップ現代+』では「『この世界の片隅に』がキネマ旬報ベスト・テンの1位になった」ことを特集する。
NHKは『この世界の片隅に』公開時からニュースで大きく取り上げており、辻褄はあっているけれど、それにしても、である。
いろいろ言いたいことはあるけれどまず、

「ならば毎年『キネマ旬報』ベスト・テン1位について詳しく報道すべきだ」

で、ありんす。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」~2016年アカデミー賞、ディカプリオ受賞はなぜこれほど盛り上がった?+イヤホンがもつれることから何が得られる?2017年1月17日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」~2016年アカデミー賞、ディカプリオ受賞はなぜこれほど盛り上がった?+イヤホンがもつれることから何が得られる?

・イヤホンがもつれることってありません?
(さあ、いかした音楽聴くぞ!)と高揚した気分で取り出すと、ものの見事にもつれている。
もつれたイヤホンは案外容易にほどけません。
1分、2分、3分と、無益に時間が過ぎていきます。
別に無頓着なわけではありません。
いつも(イヤホンをもつれさせないようにしよう)と心しているのに、それでもちょいちょいこんな様になるのです。
ああ、完成への道のりはほど遠い。

いや、しかし完成などないのさ。
完成したら、「そこで終わり」ということ。
「完成してない自分」って、素敵さ!


・2016年米アカデミー賞の主役は主演男優賞にノミネートされていたレオナルド・ディ・カプリオでした。
今回のディカプリオほど世界の多くの人たちに「オスカー、獲ってほしい!」と熱望させたケースはないかもしれません。
こうした状況というのは映画史上でも滅多に起こらない。
「世界中の人たちに受賞を待ち望まれる」

この状態が生じるためには次のような条件が必要です。

1何度もアカデミー賞にノミネートされている。あるいは受賞に相応しいとされる作品に何度も出演している。
2「演技が上手い」と定評がある。
3特に「今回」の演技が際立っていると評価されている。

そして、

・世界的に極めて高い人気・知名度を保ち続けている。

特に4の条件がなければ、「知られていないことには」待ち望まれもしないわけですから。

言うまでもなく、「タイタニック」が当時映画史上最高のヒットをして以来、ディカプリオは「世界で最も人気・知名度のある映画スター」としての地位を保ち続けている。
ディカプリオよりやや上の世代で同様の人気・知名度を誇る映画スターとしては、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、ジョニー・デップらがいるけれど、ディカプリオの近年の出演作クオリティには驚くべきものがある。
そんなこんなが積もりに積もり、2016年オスカー受賞の大盛り上がりとなったわけです。

それにしても受賞スピーチのディカプリオ。
「大歓喜」を抑え抑え環境問題にも触れる姿は微笑ましい限りでした。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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