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小説 神秘アンチエイジング&エロス 229 久雄 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

「ホントだ、真理っぺに感謝だ。うん、感謝。いやいや瑛次さん、ホント、申し訳ない。わたし、どうかしてましたよ。う~ん、疲れてたのかもしれないなあ」
「い、いや、かまいませんよ、ぜんぜん・・」
「いやいや、ホント、失礼なこと言っちゃった。このままじゃ、わたしの気持ちが収まりませんから、今度ラーメン一杯おごらせてください」
「いや~、別にかまいませんから」
「ダメですダメです。わたしの気持ちが収まらないから。そうだ、雨降って地固まるで今までよりももっと密にお付き合いさせてもらいましょう。そうだ、これからはわたしのことを〈ヒサさん〉と呼んでくださいよ」
「え」
「〈ヒサさん〉です、〈ヒサさん〉」
「いや、あの・・」
「瑛次さん、マスター久雄さんなの。言って言って〈ヒサさん〉」
「え」
「瑛次さん、言ってみて」
「・・・ヒサさん」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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もはや「バトン」か何か分からない!しかし「しいたけ」について語らずにはいられない♫ [末尾ルコ(アルベール)より]

しいたけはですね・・味も香りもダメです。
「え、全部ダメじゃん!それを言っちゃあお終いよ」という声も聞こえてきそうですが、しかしそれだけではありません。
あの形態も独特だと思いませんか?
例えば「えのきだけ」であれば細くって寄り集まって白くって、愛敬のかたまりという印象ですし、「マッシュルーム」だと「マッシュ♡」で「ルーム♡」な感じ、どこか「パリのムッシュ~」な趣もあります。
それに引き換えしいたけは、まずあの極端な上下の形の違い。
なぜあんな大きな傘を頂いているんだあ?と疑問も生じるというものです。
しかも・・・。

           ふふふ、つづく(^_-)-☆  


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勝間和代の「現実主義」「自立主義」   「勝間和代の日本を変えよう」勝間和代(毎日新聞社) [ルコ的読書]

もう一度昨日の文章を下記してみよう。

勝間 私は、結婚した相手が自分を幸せにしてくれるなんて大間違いだと教育している。
西原 女の子は結婚した後、すごく空白でしょ。いいとこに嫁いだって、そこにどんな地獄が待っているか(笑)男の人もいい大学を出た後、空白になってる。そこがすごく似てるなって思うんですよ。

           「勝間和代の日本を変えよう」勝間和代(毎日新聞社)

こうして読むと2人が「結婚制度」に反対しているように思えなくもないだろうが、決してそんなことはない。
2人とも逆に「結婚はしてみるべきだ」という考えを披露しているほどだ。
ではなぜこうした発言をしているのかというと、つまり「現実主義」であり、「自立主義」(少しおかしな言葉だが)であるということではないか。
2人とも「結婚」「離婚」の経験者であり、もちろん「仕事」も常に第1線で活躍してきている。
経済的に男性に頼る必要はなく、そのような中で体験してきた「実感」から来る「現実主義」「自立主義」には確かに説得力がある。
しかし2人のように「才能」に恵まれていればいいけれど、そうでない人間にとって「現実主義」「自立主義」は時に残酷なものとなるのではないか。
そんな点が勝間和代VS香山リカ論争の一つのポイントとなっている。





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今朝の「めざましテレビ」の「愛子のあいたいYOU」に吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗。「チェイス 国税査察官」麻生久美子とARATAのラブシーンに・・? [吉高由里子]

おっと、忘れちゃいけない、今朝の「めざましテレビ」の「愛子のあいたいYOU」に吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗が、「笑っていいとも!」には佐々木希が出演する。

「ヤンキー君とメガネちゃん」について繰り返すが、仲里依紗はもちろん、本郷奏多もテレビで受ける印象などより遥かに才能と魅力のある俳優だ。
ドラマで興味を持った方はぜひ映画も観てほしい。

「チェイス 国税査察官」第2話を観た。
まあ麻生久美子とARATAがテレビへ映るというだけで「もったいなや、もったいなや」の世界。
わたしはただ2人を観ている。
ストーリーは、巨額の脱税を巡る丁々発止が正直分かりにくく、グッと乗ってくるというわけにはいかない。
しかもセリフが「最高に最低だ」とか、やや昔の大映ドラマ風で「ここ、笑うとこか」などと思ったり、「松村雄基はいまいずこ」などと思ったり。
さらに麻生久美子とARATAがラブシーンを始めると、いきなりタンゴがかかったり・・敢えて外しているのか、まさか本当にカッコいいと思ってやっているのか、という感じだが、いやいや言うまい。
麻生久美子とARATAがテレビへ映るというだけで「もったいなや、もったいなや」だから。

●仲里依紗「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」は5月1日公開!Are you ready?


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「GSワンダーランド」本田隆一監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「GSワンダーランド」本田隆一監督

日本のグループサウンズ全盛期の話。「お、案外悪くない」と前半は思いながら観ていたのだが、後半どんどん尻すぼみに。映像も比較的よく作られてはいるが、これも中盤あたりから単調さが目についてくる。石田卓也含めバンドのメンバーの印象が薄いのも問題。横分けのヘアスタイルにした栗山千秋は悪くないが。

3点
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寺島しのぶの憧れる女優の一人、フランスのサンドリーヌ・ボネール 3 [生と死のためのアート]

サンドリーヌ・ボネールに限らず、日本で劇場公開されるフランス俳優出演作品は彼らの全キャリアの中のごく一部であることが多く、「フランスでは大スターだが日本では全く無名」という俳優も多くいる。
思えばもったいない話だ。
特に日本人は外国のコメディ映画が苦手で、フランスにはハリウッドよりも遥かにおもしろいコメディがあるけれど大方は日本の劇場にかからない。
「もっといいものを」「もっと質の高いものを」という欲求があればフランスの作品に行きつくことが多いと思うのだけれど。

さてサンドリーヌ・ボネール作品の中で特に「ビギナー」の方にお薦めは「仕立て屋の恋」と「灯台守の恋」だ。
どちらも「恋」が付いているが(笑)、もちろん普通のラブストーリーなどではない。
そして10年以上の隔たりはあっても変わらぬボネールの「大人の」としか言いようがない色気が堪能できる。

フランス映画の雰囲気に慣れたら、ボネールのキャリアの中でも大きな達成である、ジャック・リヴェット「ジャンヌ/愛と自由の天使」「ジャンヌ/薔薇の十字架」を。

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