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小説 神秘アンチエイジング&エロス 230 ヒサさん [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

「ん、何です?瑛次さん!こりゃいい感じだ。うん、いい」
「いい感じ、いい感じ!」
「わっはっはっはぁ」
二人のノリについていけるはずもなく、瑛次は顔を引きつらせながら「笑ってる感じ」を見せるしかない。
「瑛次さん、これホントいいです!もう一度〈ヒサさん〉と呼んでくださいよ」
「え?」
「さあさあ、瑛次さん!」
「え、い、じ、さ、ん。言ってあげて!」
今のは店員のウインクだろうか、瑛次はぼんやりそう感じる。
「え、い、じ、さ、ん!」
「あ、うん・・。ヒサさん・・」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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念のため・・これ、「バトン」です。  しいたけの外観についての考察 [末尾ルコ(アルベール)より]

そうです。
しいたけは傘といい柄といい、存在を主張し過ぎているのです。
お互い「オレの方が目立つぜ」とでも言っているように。
柄は明らかに逞しすぎるし、傘は肉が厚過ぎます。
人間があんな肉厚の傘を差していたらかなり不可解な景色になるでしょうし、腕も鍛えられ過ぎてしまいます。(われながらバカなことを書いているなあ~ふふふ)
そもそも傘の外側と内側では見た目も違い過ぎます。
茶褐色が目に焼きつき過ぎる外側、それだけでもつらいのに、あの細かな襞のある内側の姿は何なのですか?
しいたけそのものがわたしにとって強烈過ぎる外観を呈している。
しかしそれだけではないのです。

          ふふふ、つづく(^_-)-☆

あ、でも他の質問にも答えておきましょう。

14 今まで自分の経歴で面白い事や自慢できる事は?

友人・知人の中にもわたしを「アルベール」という呼び名でしか知らない人がいます。(←なんなんだ! 笑)

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吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗出演「めざましテレビ」の「愛子のあいたいYOU」とホラー映画。 [吉高由里子]

観ましたか?4月25日(月)「めざましテレビ」の「愛子のあいたいYOU」の仲里依紗。
相変わらずの強烈な「女優オーラ」。
オジサマ族を中心に人気の皆藤愛子も仲里依紗の前では一個の「おにぎり」のよう。(いつもか・・。どうも皆藤愛子を見ると「おにぎり」を連想するんです)
そんな仲里依紗はホラー映画好きだそうで、今回皆藤愛子とともにレンタル店へ行って推薦したDVDが「ファイナル・デッドコースター」(激爆笑!)である。
「ファイナル・デッドコースター」・・わたしは観てないので何とも言えないが、「一級品の映画」でないことは確かだ。(笑)
仲里依紗は多くのホラー映画に「もって怖くできる」と不満を持っているようで、「いつかホラー映画を監督してみたい」という夢があるという。

吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗だが、そう言えば二人とも今のところホラー映画には出ていないか。
最近はJホラーも下火ではあるが、ちなみにわたしがもっとも「怖い」と思った日本映画は「東海道四谷怪談」(中川信夫)だ。

● 怖い映画が苦手なら、「東海道四谷怪談」(中川信夫)は薦めない。
  だって、怖いもの。
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「到達点」とされていることは、本当に「到達点」か?   「勝間和代の日本を変えよう」勝間和代(毎日新聞社) [ルコ的読書]

勝間 私は、結婚した相手が自分を幸せにしてくれるなんて大間違いだと教育している。
西原 女の子は結婚した後、すごく空白でしょ。いいとこに嫁いだって、そこにどんな地獄が待っているか(笑)男の人もいい大学を出た後、空白になってる。そこがすごく似てるなって思うんですよ。

            「勝間和代の日本を変えよう」勝間和代(毎日新聞社)


この会話でわたしが注目したいのは、「到達点」という問題だ。
学校でも多くの家庭でも間違った「到達点」という教育をしてはいないか?

「いい学校へ入る」という到達点。
「いい会社へ入る」という到達点。
「いい結婚をする」という到達点。

しかしこれらが「到達点」ではなく、単なる「通過点」に過ぎないことはある程度人生経験を積めば知っているはずなのだが。
確かにこれらへ至るには大きな努力を必要とするが、本当に価値が分かれるのはこれらの「後」なのだ。
これらの「後」は困難な道の連続で時に「地獄」になることもあり得るのに、「いい学校へ入りさえすれば」「いい会社へ入りさえすれば」「いい結婚相手を見つけさえすれば」という教育がなされ、教育された側も見事にそれを信じ込んでいるという状態が普通だ。
見逃せないのは、間違った「到達点」の教育を受けた者が、その考えを「当然の常識」として周囲の人間に接することだ。

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「王妃マルゴ」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「王妃マルゴ」パトリス・シェロー監督

冒頭から派手な映像とイザベル・アジャニーの「緊迫した顔面」で惹き付ける・・・が、歴史物の難しさで、だんだんと話がさばけなくなってくる。ジャン=ユーグ・アングラード、ヴァンサン・ペレーズなどちょっと懐かしい感じの豪華男優陣は見ものだが。

5点
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「ロルナの祈り」 愛の印象 ある日の笑顔 [愛の景色]

ダルデンヌ兄弟の「ロルナの祈り」。
ロルナはアルバニア人。
麻薬中毒の男と偽装結婚し、ベルギーの国籍を得ようとする。

ロルナにはアルバニア人の恋人がいる。
「わたしには恋人だけ」・・ロルナはいつもそう思っている。
そして麻薬中毒の男には生理的とさえ言える嫌悪を抱いている。

しかし男の笑顔、「立ち直るには君が必要だ」という無防備なまでの気持ち・・それはロルナの気持ちに何をもたらしたのだろう。
ある日の笑顔と言葉の残像。
「愛」が生まれたのか?
それとも乾きに対する一時的な「水」だったのか。
いずれにしてもロルナの人生は大きく変わる。

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