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小説 神秘アンチエイジング&エロス 225 不器用 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

「瑛次さん、悪気があって言ったわけじゃないんですよね」
店員はさらに気持ちを込めた目線を瑛次に送る。
「あ、まあ、そうです。うん、もちろんです。もちろん」
「ヒサさん、そうなんですよ。瑛次さん、少し不器用なところがあるから。だからちょっと舌足らずで・、ねえ、瑛次さん!」
(不器用?舌足らず?・・)
内心首を捻ったが、本能が「店員に同意せよ」と命じた。
「あ、うん・・、ホント、そうなんですよ。いやホント、すみません。ちょっとぼく、舌足らずなところがあって・・」
店主は腕を組み、多少赤みのおさまった顔を少し傾げて「う~ん」と低く唸っている。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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「バトン」でひっぱる、わたしはいったい何なのだ(・_・;) [末尾ルコ(アルベール)より]

5 自分の性格を一言で

一言では無理ですねえ(笑)。
「美を探究する性格」とでも言っておきましょう。(←こういうことを平気で言える性格です 笑)

6 誰に似ていると言われる?

某俳優などに似ていると言われたことはありますが、「自分以外」のイメージを例として挙げられるのは好きではないのでここでは書きません。

7 社交的?人見知り?

いくらでも社交的になれるのでしょうが、「社交的」とされる人たちにはロクでもない人も多いので、「社交的な場」に出ることはあまりありません。

8 ギャンブルは好き?嫌い?

一切しません。
生きていることがギャンブルなので、敢えてゲーム的なギャンブルをする必要はないと考えています。

9 好きな食べ物と飲み物、嫌いな食べ物と飲み物は?

好きな食べ物は・・って、少しだけ挙げるの難しいですねえ~。

カレー全般、フレンチ全般、ラーメン全般、焼きそば全般・・って、「全般」ばかりだ!

好きな飲み物・・・。

コーヒー、紅茶、お茶、ミネラルウォーター・・。
ワインとかビールとかも好きですが、滅多にアルコールは飲みません。


嫌いな食べ物

しいたけとか・・。

嫌いな飲み物

日本酒はやや苦手かも・・。(どのみちアルコールは滅多に飲みませんが 笑)
  

10 恋人(配偶者)はいる?

どうでしょうね、こういう質問。(笑)
配偶者はいません。
恋人は・・ご想像にお任せします。(←女優かあ~ 笑)


あら~、まだ半分ですなあ。(・_・;)
ひっぱりすぎ?
ま、いっか(^_-)-☆
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寺島しのぶの憤り  「有名」と「質」ないし「価値」   「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING) [ルコ的読書]

もう一度「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING)にあった寺島しのぶの言葉を下記しよう。


寺島 やっぱり蜷川さんも言ってるけど、ヨーロッパとか海外の目って、だれだれが有名だとか、だれだれがコマーシャル何本持っているとか、関係ないからね。すごい目がフェアだから、僕もヨーロッパで勝負を賭けたいって。でも本当に嬉しかったし、お金がかかっていれば全てがいいみたいな感じじゃない、今?でもそうじゃなくて、本当にクオリティをちゃんと見てくれて、評価してもくれたから。

      「M girl (2010年4月8日発行)」(MATOI PUBLISHING)

あらためて読んで、寺島しのぶが日本での評価に対していかに常々ストレスをためていたかがひしひしと伝わってくる。
特にわたしが注目したのが「だれだれが有名だとか、だれだれがコマーシャル何本持っているとか、関係ないからね。」、そして「本当にクオリティをちゃんと見てくれて、評価してもくれたから。」という部分だ。
寺島しのぶの憤っている点がよりクリアになる。
まず「有名」に価値を置くことについて。
これはわたしも子どもの頃から痛切に感じていることだが、日本人(だけではないかもしれないが)は「有名人」に弱い!
「有名」というだけで思考停止を起こし、「有名=偉い」と考えている人たちがどれだけ多いことか。
これは繰り返して追及したいが、「有名で価値はほぼゼロ」というのはいくらでもある。

他の注目点については後日に。
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吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗の「ヤンキー君とメガネちゃん」に出演の本郷奏多は吉高由里子の「GANTZ」にも出演。どこか可笑しい「八日目の蝉」第4話。 [吉高由里子]

おお!
吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗の「ヤンキー君とメガネちゃん」、明日からではないか!
光陰矢のごとし(゜-゜)
(なに~、4月23日?ずいぶん始まるのがおせ~じゃねえか、ケッ!)などと一人悪態をついていたのが何年も前のようだ。
この際視聴率などどうでもいいじゃないか。
この春、「時をかける少女」「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」が公開され、「ヤンキー君とメガネちゃん」が放送されたという「仲里依紗の春だった」と記憶するだけで十分だ。
ちなみに「ヤンキー君とメガネちゃん」出演の本郷奏多は吉高由里子の「GANTZ」にも主要登場人物として現れる。

話はコロッと変わるが、観ましたか、「八日目の蝉」第4話?
第3話について触れなかったが、それは予約録画を失敗したからに他ならない。(ふふふ)
第4話、壇れいは第3話のうちにカルト集団から抜け出したようで、「子ども時代の北乃きい」と逃避行している。
この「子ども時代の北乃きい」、大人になった北乃きいとヘアスタイルが同じである。(その後少し変わったが 笑)
北乃きいは一生同じヘアスタイルなのか?という疑問はさて置き、随所で微妙な可笑しさの散りばめられた内容については後日触れるかもさ(^_-)-☆

● 壇れいが綺麗だと思うのならば、「武士の一分」は必ず観なければならない。

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4月の老夫婦の印象 1 [愛の景色]

雨のおさまらない4月。
その日も厚く曇った空はたっぷりと涙を含んでいたのだと思う。
ぼくの気分はどうだったのだろう。
憂鬱でもない軽快でもない
いつもの道のいつもの景色に合わせたような無色の気持ち。
不必要に重々しいマンションがのしかかってくる。

いつもと同じ景色を少しだけ変えたのは前から歩いて来た老夫婦。
見かけは普通の老夫婦なのだけれど、印象的なのはその振る舞いだった。
タグ:アート 美学
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「ロルナの祈り」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「ロルナの祈り」ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督

「小さな愛」に関する気づきをこれほど見事に表現した作品は稀だ。ヨーロッパにおける偽装結婚という重いテーマを扱い、絶望的なストーリーながら、観終わった後に「希望」を感じる。情緒的な表現を排したダルデンヌ芸術の勝利だ。

8点
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4月の朝、曇り空の下で 2 [生と死のためのアート]

そして曇り空の下、(この景色の中にいつもならどんな色彩があったのだろうな)などということを考えながら歩く。
朱色、ブルー、ピンク、紫、エメラルド・・。
そして気づく。
曇り空でなくても鮮やかな色などありゃしない、この街には。
坂道を少しだけ上る。
石のゆるやかな坂道だ。
ぼおっとした頭のまま、右側の崖を見る。
一面に涼やかな白い光が咲いている。
鈴蘭だろうか?
鈴蘭に違いない。
鈴蘭の光が鈍い曇り空の日を少しだけ変えた。
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