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吉高由里子「GANTZ:PERFECT ANSWER」公開。興業収入。しかし「トゥルー・グリッド」などを観よう。 [吉高由里子]

吉高由里子「GANTZ:PERFECT ANSWER」が先週より公開されている。
とは言え、前編が残念ながらやや眠くなるような内容だっただけに、もう一つ気持ちが盛り上がらない。
そもそもわたしは原作の中に「生と死に対する深い考察」など、どうも感じられないのだ。
とは言え(笑)、やはり吉高由里子出演映画だ、観に行こうとは思っている。
しかし今の時期から5月にかけて、本当に観るべき映画は「トゥルー・グリッド」「ザ・ファイター」「ブラック・スワン」ですよ。
洋画離れ、洋楽離れが進んでいるというけれど、この現象に関しては単純に語れないものがあります。
だからじっくり取り組んで行きますが、「いいもの」は日本も外国もない、観なければ、聴かなければ、読まなければ!
日本映画にも素晴らしい作品はいっぱいあるのだけれど、「ヒット作」には下らないものが多い。
もっと「いいもの」に貪欲に!

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● ルコ美醜悪学 高橋尚子を「えらい!」と思う理由。 [ルコ美醜悪学]

女性の「元スポーツ選手」の中で引退後やたらと説教臭くなる人物がいる。元バレーボール選手とか元マラソン選手とかによく見られるのだが、「説教」が悪いというのではない、「説教臭い」雰囲気が嫌いなのだ。とりあえずいつも大上段に構え、人を見れば「説教してやろう」というムードを漂わせている人たち。ガッコー教師、元ガッコー教師なんかにもかなり多い。最近では東ちづるも「説教臭い」人間のトップランナー(笑)の一人だ。
で、わたしがここで何を主張したいのかと言えば、「高橋尚子ってえらいなあ」ということだ。圧倒的な実績を持ちながら、まったく「説教臭い」雰囲気にならない。他の元女子マラソン選手、かなり説教臭いのが多いですよ。

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「ヤングブラック・ジャック」と「幸せになろうよ」の仲里依紗、圧倒的なポテンシャル。市村正親。その3 [吉高由里子]

「ヤングブラック・ジャック」でその若き日を演じた岡田将生が「ブラック・ジャック」の持つ孤独や暗黒を表現できていたかと言えば、それは疑問だ。だからこそ「ヤング」だということだろうけれど、岡田将生のう美しさは十分「ブラック・ジャック」の世界に相応しいものであると思う。しかし何よりもいつもながら驚かされるのが仲里依紗の圧倒的ポテンシャルだ。仲里依紗は、ゼブラークイーンを演じればゼブラークイーンに見えるし、一本気な介護職員を演じれば、ちょっと軽い女子高生を演じれば、その通りに見える。そして「ヤングブラック・ジャック」では確かに「お嬢様医大生」に見えるのだ。そして深みのある美しさは映像に凝れば凝るほど引き立つ。凄い女優だ、仲里依紗は!
さて「ヤングブラック・ジャック」は「ピノコ誕生」のエピソードに入るところで終わった。その禍々しい雰囲気醸成も素晴らしく、続編希望、そして映画化希望である。
ところで「ヤングブラック・ジャック」に出演していた市村正親だが、彼が出演した「映像」の中で、わたしが観た範囲では最も魅力的なキャラクターとなっていた。ずっと「映像ではきついなあ」と感じていたけれど、「ヤングブラック・ジャック」の提出するゴシックな世界観の中であの特異な「顔」は十分に役割を果たしていた。とりわけ市村正親と仲里依紗のツーショット。見応え十分だった。


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回想の回路2 浅田真央、世界女子フィギュアー女子体操、田中理恵―ルーマニア [エッセー・闘う敗北者たち]

ルーマニアのダニエラ・シリバシュは涙を零した。
シリバシュは金メダルに届いたと思っていたんだ。
しかし届かなかった。
いつからだろう、女子体操が夏季オリンピックの花形に見えなくなったのは。
冬季オリンピックの花形が常に女子フィギュアスケートであるように、女子体操も常に夏季オリンピックの花形だったはずなのに。
その大きな理由の一つは、おそらくベルリンの壁崩壊、
共産圏がドミノ理論に基づいて次々と倒れて行く。
同時にソヴィエト連邦を中心とした東ヨーロッパ共産圏の十八番であった体操競技の厳しい選手養成システムも崩壊したに違いない。

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仏頂面なヤマダ電機の、ある店員さん。 [生と死のためのアート]

ヤマダ電機にはいつもお世話になっておるわけです。電気製品関連はもっぱらヤマダ電機にお願いしておるわけです。だから文句を言うつもりはないのです。スタッフもずいぶん熱心に説明してくれる人が多くいるのは分かっています。ただ、たまに・・。そう、4月のある日のことでした。エプソンプリンタのインク(ブラック)が切れてしまって印刷できなかったのです。(ちっ!また出費だぜ・・)インクなんてもんは脳内の日常出費リストに入ってないから買う時なんか痛みを感じるんだよね、ああ貧乏。そんなことでかなり不承不承ヤマダ電機へ足を運び、エプソンの純正インク(ブラック)を持ってレジへ言ったわけです。
そうするとマスクをした若い女スタッフの仏頂面が迎えてくれたからさあ大変!
無表情とかいうレベルじゃない。「怒ってんの?」と問いたくなるような仏頂面だ、こりゃ。わたしの出した貴重なお金をものも言わずに受け取り、「ありがとうございました」のひと言もなくインクとお釣りを差し出す。
うん、もっと隅々まで社員教育しないと、まじめにやってるスタッフが可哀相だよ、ヤマダ電機さん。

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愛の思索、その言葉 2011年4月28日 [愛の景色]

深夜過ぎ、左上を見ると三日月が浮かんでいた。
この月は今、君に光を流してもいる。
そう思うと嬉しくなった。

タグ:アート 言葉
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「ヤングブラック・ジャック」と「幸せになろうよ」の仲里依紗、圧倒的なポテンシャル。安寿ミラ。その2 [吉高由里子]

手塚治虫の「ブラック・ジャック」がどれだけ素晴らしい作品であるか、ここでわたしがうだうだ書く必要もないだろう。分かりやすく、おもしろく、しかも深く、さらにヴィジュアル的にも精神的にもグロテスクな部分をが底流に流れており、「暗黒」を覗き見たいという人間の好奇心にも十分に応えている。しかしその映像化となると、あの「ブラック・ジャック」を誰が演ずるのかという大問題にぶつかるわけで、加山雄三なんてあなた、「ブラック・ジャック」と真逆のキャラクターを持った俳優が演じたりしてたこともあるな、などと思い出したりしたわけだが、実はわたしが今までに観た「ブラック・ジャック」で最もよかったと思うのは、映像ではないけれど宝塚で安寿ミラが演じたものだ。こけた頬、まったく無駄な肉のない引き締まった体型、鋭い眼差し、濃厚に漂わせる孤独感と孤高性・・。まずは申し分のない「ブラック・ジャック」だった。

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● 末尾ルコの 「挑発」 という言葉の入った宣伝文 [末尾ルコ(アルベール)より]

● 時に怖いほど人生を挑発するのもいい。


◆ わたしは「言葉」を書きます。 ◆

末尾ルコ(アルベール)のアクティヴィティ

● 創作家

「言葉」を使った創作をします。
 
● 芸術・社会的アクティヴィスト

芸術、社会、そして「人々」のために働きます。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○お仕事ご依頼などに関して

記名(「末尾ルコ」名)原稿のみ承ります。
法人の方以外も、ご興味があればご打診ください。
(小さな媒体をお持ちの方、個人の方もご打診ください)

末尾ルコ(アルベール)の美醜悪学ブログ
http://beaute3yoshitaka.blog.so-net.ne.jp/ 
290万アクセス突破(since2008年10月)

連絡先
sueoruko♫mail.goo.ne.jp

♫を@に変えてご使用ください。


わたしは東京在住ではありません。
単価の高いお仕事であれば、つまり交通費を支払ってもペイできるお仕事であれば(あるいは交通費をお支払いいただけるのであれば)、出向いて交渉などさせていただけますが、単価の低いお仕事であれば、通常メール、電話、スカイプなどでの交渉となります。
原稿料などに関しては、お仕事内容などによりご相談させていただきます。

ちなみに、わたしは日常、至って紳士的な人物です(笑)。
そうした点も、ご安心を。

今後あらゆる方法を駆使し、知名度・影響力を挙げていく努力をしていきます。

                              末尾ルコ(アルベール)


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回想の回路1 浅田真央、世界女子フィギュアー女子体操、田中理恵―ルーマニア [エッセー・闘う敗北者たち]

回想

回想の契機はモスクワの世界女子フィギュア。女子体操 田中理恵の台頭。
 しかし田中理恵は「エース」ではない。

ルーマニアのダニエラ・シリバシュは涙を零した。
ルーマニアのダニエラ・シリバシュは涙を零した。
落涙。
 落ルイ
   ラクルイ
     ラク涙
          落涙
ルーマニアのダニエラ・シリバシュは涙を零した。

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パリ・オペラ座バレエの薫り ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamとオレリー・デュポンAurelie Dupontのキトリ。1 [愛とバレエ]

「薫り立つ」という表現があるけれど、パリ・オペラ座バレエほどその言い方に相応しい存在はない。パリ・オペラ座バレエがステージにいるだけでステージ上が薫りの塊になるのだ。この現象を他のバレエ団のパフォーマンスで感じることはない。不思議なものでその薫りは目に見える。バレエダンサーたちはかなり強い香水をたっぷり使っていることが多く、ステージ近くの席に陣取ると薫りがはっきりと鼻をくすぐり続けることがあるのだけれど、パリ・オペラ座バレエは嗅覚で感ずるものとは違った薫りを発することができるようだ。「何を主観的なことを!」などと言う人もいるだろうけれど、きっとパリ・オペラ座バレエを知っている人ならかなりの確率でうなずいてくれるだろう。濃厚な薫りが舞台を包み込んでいる。その事実は映像によっても確認できるはずだ。例えばミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamとオレリー・デュポンAurelie Dupontのキトリ。

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