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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年12月26日 [愛の景色]



笑、それは笑顔

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「アグネス・オベルAgnes Obel、その妙なる音楽&B級アクションの傑作、オルガ・キュリレンコ『その女諜報員アレックス』を讃えよう!」。2017年12月26日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「アグネス・オベルAgnes Obel、その妙なる音楽&B級アクションの傑作、オルガ・キュリレンコ『その女諜報員アレックス』を讃えよう!」。

末尾ルコ「映画と音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

Agnes Obelというシンガーが素晴らしいのである。
アグネス・オベル。
デンマークのコペンハーゲン出身のシンガーソングライター。
曲調が美しい。
楽器の使い方も、ハーモニー、バックコーラスの入れ方も巧妙で、仕上がりが美しい。

美しい歌は好きですか?

『その女諜報員アレックス』は冒頭のシーンこそ「???」だけれど、その後90分強、まったく退屈せず、実に楽しめるアクション映画として成立している。
近年屈指の、いわば「B級アクションの手本」と評してもいいほどの痛快な内容だ。
ストーリーラインは極めてシンプル。
陰謀に巻き込まれた美しい主人公が悪と戦う。
主役に魅力がなければ成り立たない映画だけれど、なにせオルガ・キュリレンコだ。
逆に言えば、オルガ・キュリレンコがよくこのようなB級仕様のアクション映画に出演したものだという驚きもある。
しかし「B級アクション」「B級サスペンス」・・・映画の世界には絶対必要なジャンルなのだ。
そのような中、近年屈指の『その女諜報員アレックス』の存在に、わたしたちは心から喜ぼう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●末尾ルコ詩 「見てる?」 [「言葉」による革命]

・末尾ルコ詩 「見てる?」

では、
あなたは「見てる」?
「見えてる」?

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●動脈硬化な母に「つまみ食い禁止」を守らせるためにわたしが取った方法とは? [「言葉」による革命]

●動脈硬化な母に「つまみ食い禁止」を守らせるためにわたしが取った方法とは?

末尾ルコ「医療と音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしの母の健康に関する覚書として次のような項目を当ブログへも記事としてアップしたのがつい数日前。

・冷静に。(興奮し過ぎない・緊張し過ぎない)
・少しでも調子がおかしければ、すぐに言う。
・適切な水分。
・ゆったりした服装。
・転倒などしないよう、常に注意する。

これは手書きにして母へも渡したのだけれど、この中に

・つまみ食い禁止

を付け加えることにした。

ああ、それにしてもこんなこと守れないなんて。
80歳を超えている母の健康に関しては、かなり前から一番の問題点は「動脈狭窄」であり続けている。
今までに被った、
「脳梗塞(重いものではなかったけれど)」

「心筋梗塞寸前の狭心症(これはもう20年以上前に言われた診断であり、この診断内容については今となっては極めて疑問に感じている)」

などの原因要素の一つが動脈硬化であることは言うまでもなく、現在年に1~2回は頭部MRIと頸動脈エコーを受けてチェックしており、「ある程度狭窄は進んでいるが、今のところ薬物療法と食養生などで構わない」とされている。
母は元来頑健な身体ではなく、年齢なども考慮すれば、できるだけ手術などキツい治療には持って行きたくないのである。
そのための日々の食養生なのに、リビングに置いてあるチョコやまんじゅうの数が妙におかしいと思って問い質したら、

「お腹が空いちょったき、食べた」

絶句するのは、わたしだ。

「お腹が空いた」って、我が家は一日2食が基本ではあるけれど、母の食べる量は一般的に80代の女性が食べる量よりもかなり多く、しかもその内容は「若者が食べるような料理」も含まれている。
カロリーを大きく減らした食事にすれば、いろいろな検査値がもっと安定するのは分かっているけれど、「食時の愉しみ」も日々の大きな生きがいの一つであり、無碍に精進料理的な内容にするのもどうかと思い、いろいろ工夫と苦心を続けているのがわたしだというのに・・・。
(つまみ食いを控えることくらいできないのか・・・)と、さすがのわたしも18時間ほど(笑)極端に不機嫌になったが、そうは言っても、結局は「許さざるを得ない」のが我が家の親子関係というものなのだ。
しかしこのままではしめしがつかない。
どうすべきかかなり思案したが、今後は

「もし母がつまみ食いをしたら、わたし(末尾ルコ)が一日絶食する」

ことを宣言した。
果たしてこのやり方、功を奏するかどうか。


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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、名探偵」篇。2017年12月26日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、名探偵」篇。

「猫、名探偵」

その名探偵の
あまりに高名な名探偵の
その生き方は
きっと人生の
とてもよい目標の一つだと
薊野川の近くで
ぼくは快哉を上げよう

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
ぼくはあらゆる名探偵の
力を身につける!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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●末尾ルコ詩 「ベルナデット・スピルーが」 [「言葉」による革命]

・末尾ルコ詩 「ベルナデット・スピルーが」

ベルナデット・スビルーがまだ聖女ではなかった頃、
あなたの「見た」ものは何だったのですか?

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年12月25日 [愛の景色]

「まったく新たな人間としての
男女としての
関係」
あなたと創りたいのが
それだ。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「『その女諜報員アレックス』という日本題だけでもウケよう、オルガ・キュリレンコも魅力炸裂だし&今、『緋色の研究』がおもしろいのはなぜ?」。2017年12月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「『その女諜報員アレックス』という日本題だけでもウケよう、オルガ・キュリレンコも魅力炸裂だし&今、『緋色の研究』がおもしろいのはなぜ?」。

末尾ルコ「映画と読書で知性と感性を鍛えるレッスン」

コナン・ドイルの小説で楽しむことはもうないかなともう何年も前に感じたのはシャーロック・ホームズシリーズの何かを読みかけて、けれど(ああ、もう素朴に過ぎるな)とか決め付けてしまったことによるのです。
ところが2017年に入りふと、シャーロック・ホームズ初登場の高名な『緋色の研究』を読み始めたら止まらない。
「あの時」、(もう楽しめない)と感じたのに、「今」、(何ておもしろいんだ!)に変わっている。
これから読書はおもしろいし、いいか悪いかはさて置いて、なかなか本を捨てられない。

で、『その女諜報員アレックス』という映画があって、しかしこの日本題、ピエール・ルメートル原作の大ベストセラーミステリ『その女アレックス』に「諜報員」を付け足しただけじゃん!
「ウケるし~!観たくなるし~~」とYOUなら言うであろうか。
しかしこのような馬鹿馬鹿しさは、わたしは嫌いではない。
無論、素晴らしい内容の映画にこうしたおふざけタイトルを付けられては困るけれど。

で、『その女諜報員アレックス』はオルガ・キュリレンコ主演だから鑑賞したのだけれど、黒いロボコップのような連中がぞろぞろ出てきた冒頭のシーンは(???)と思ったし、キュリレンコ主演の割にはVシネマのようにチープな映像も(ん~~~、これはいってえ?)だったけれど、観ていたらなかなかおもしろいアクション映画として成立していたのである。

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●第75回ゴールデングローブ賞(2018)ノミネーションを素材に、映画の現状と2018年を展望。その7.ジェシカ・チャステインとミシェル・ウィリアムズのプチ研究。 [「言葉」による革命]

●第75回ゴールデングローブ賞(2018)ノミネーションを素材に、映画の現状と2018年を展望。その7.ジェシカ・チャステインとミシェル・ウィリアムズのプチ研究。

ジェシカ・チャステインは、1977年3月24日生まれで40歳。

ミシェル・ウィリアムズは、1980年9月9日 生れで37歳。

しかしジェシカ・チャステインとミシェル・ウィリアムズはまったく異なるイメージと実際の個性を持っている。

ジェシカ・チャステインは既に「フェミニズムの闘士」的イメージを帯び、本人もその自覚をを持ちながら発信を続けているゆだ。

片やミシェル・ウィリアムズ。
もちろん現代ハリウッドのスター女優であり、フェミニズム的感覚がないわけはない。
しかしミシェル・ウィリアムズの貴重さは、現代ハリウッドのスター女優でありながら、「美しきよろめき主婦」の役が見事に嵌る個性を持っているのである。

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●「怪奇布団捻じれ現象」発生で「読者への挑戦」、そして吉岡清十郎の剣の如き「坂本冬美30周年リサイタル」の歌唱。 [「言葉」による革命]

●「怪奇布団捻じれ現象」発生で「読者への挑戦」、そして吉岡清十郎の剣の如き「坂本冬美30周年リサイタル」の歌唱。

末尾ルコ「日常描写と音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

朝起きるとわたしを覆っていた上下の布団が捻じれている怪現象が起こる。
(バカな!昨夜あれほど丁寧に布団を整えたのに・・・)わたしは驚愕する。
わたしはベッドで寝ているが、特に掛布団類は多い。
寒がりなのである。
しかし夏は暑がりなのである。
困ったものであるし、体質強化への努力はしているのだけれど、実は去年までの2年間ほどいささかエクササイズをさぼり気味で体が鈍っていたのであり、今少々苦労しているのである。
それはさて置き、寝る前にしっかり整えたはずの布団がなぜ起きた時に捻じれているのか?
まさか誰かがわたしの寝姿に欲情し、夜這いを試みたけれど、就寝中でさえ一部の隙もない拝一刀のごときオーラに圧倒され、せめてもの意趣返しに布団を捻じっていったとか・・・まあそんなこと考えませんけどね。
もちろん幼き頃には名探偵を自称していたわたしである。
もちろん「怪奇布団捻じれ現象」の理由は看過している。

「読者への挑戦」

怪奇布団捻じれ現象はなぜ生じたか?

さあ、推理タイムは3秒だ!
1, 2で、3と。
はい、時間切れ(^_-)-☆

おそらく誰も答えを導き出せなかったに違いない。
それは致し方ないことだ。
誰もが名探偵になれるわけではないのだから。
では、わたしが種明かしをしよう。
それは、

「夜の間に、わたしが何度か寝返りを打ったからである。」

・・・あまりの驚天動地のカラクリに衝撃を受けている方もいるかもしれない。
確かにこれは、ポオの「モルグ街の殺人事件」を初めて読んだ人たちが受けた衝撃と同種のものかもしれないし、あるいはルメートルの「その女アレックス」さえ早くも(過去のものとなってしまった)と嘆く方もいるだろう。
しかしこれが現実なのである・・・。

と、まるで「本格推理小説」のような感じにしちゃいました、と。
「読者への挑戦」というページ、エラリー・クイーンなどで有名だったけれど、わたしはそのページで立ち止まって犯人探しやトリック破りなどに時間をかけることはなかった。
面倒くさいじゃないですか。
そのページまでに起こった出来事なんて、だいたい忘れているし(笑)。

などと書きつつYouTubeで視聴しているのが、「坂本冬美30周年リサイタル」(https://www.youtube.com/watch?v=pIEHDAY6UoY

現在の坂本冬美は、『バガボンド』の吉岡清十郎が、身体から一切力を抜いた状態で恐るべき剣を揮うが如き境地に達している感がある。
この力の抜き方、出し入れ、それでいて見事に心にまで届く歌い方。

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