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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月28日 [愛の景色]

生きてりゃびっくりすることもあるさ
でもその件については、
さすがに一瞬白くなったぜ

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌537日目~70歳以上で「あいみょん」を知っている人、どれだけいるんだろうか。~「年齢の檻」に閉じ込められてはいけません。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月27日(火)手術後728日目 退院後528日目


北村匠海が歌っている「猫」が大評判で、確かにこれ、いい。
北村匠海も俳優がメインとおもえば、驚くほど歌が上手い。
しかしそもそも「猫」の場合は楽曲がいい。
あいみょんが作ってるんですね、この歌。

母(お母ちゃん)がまた北村匠海が大好きで、YouTubeなどで見せてあげると目がキラキラ輝き始める。

そう言えば3月の初旬に、大阪住まいの母(お母ちゃん)の次妹から電話があって、姉妹の会話をしばし愉しんでいた。
で、次妹は母(お母ちゃん)よりかなり年下なのですが、「あいみょん」とか「ひげダン」とか言っても知らないんです。
次妹さんはまだ70歳代だと思うけれど、正確なところは知りません。
でもどうなんでしょうね、70~80歳以上であいみょんとかひげダンとか滅多に知らないものでしょうかね。
まあそうかもしれないですね。
母(お母ちゃん)もわたしがいなければ、多分知らなかったでしょう。

けっこう世の中、「この年はこれを聴くのは(観るのは、読むのは…)おかしい」と思い込んでいる人がいるんでしょうね。
A病院入院中も、20代後半の女性セラピストさんにあいみょんの話を振ったら、「息子さん、どうしてあいみょん知ってるんですか。わたしの年でも知らない人いるのに」とか言う。
まあわたしの場合は18歳の妖精なので(笑)、あいみょん知ってて当然なのですが、別に何歳でも知ってていいじゃん、好きでいいじゃん…と思いましたね。
このセラピストさんのような考えに囚われていると、精神的にはどんどん苦しくなっていく可能性が高いと思います、
わたしとしては、70~80歳を超えていようがどんどん若いミュージシャン、そして俳優たちの作品を愉しむべきでし、逆に10~20代の人たちはずっと年上の人たちの作品に挑戦してみるべきだと主張します。
視野はできるだけ拡げるべきですね、しかも意識的に。

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※毎日午前0時にアップするメインの記事ですが、だいたい1000字~1500字くらいの分量でやってきましたが、ご存じの通り母の介護に精出しつつ、いろいろ新たなこともやり始めていて毎日時間がとてもタイトです。なので日によってはフレキシブルに分量を減らしたり増やしたりする場合もでてきます。もちろん、「毎日更新」は今後も変わりなくやっていきますし、内容はさらに充実させていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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●末尾ルコつて語ったロバート・ショウ 2 [「言葉」による革命]

『ジョーズ』のことは誰もが知っていた。その映画の中で神話の中の神のごとき鮫狩りの名手クイントを演じたロバート・ショウの死は、『高知新聞』夕刊の片隅に近い場所に掲載された。五一歳、死の前3年間ほどの間、主演映画が目白押しだったハリウッドスターの突然の死に対してそっけない記事がポツンとあった。その記事以上に彼の死に日本の空気は微動さえしなかった。私の心は(え)と小さな声を上げたが、それ以上何もできなかった。まだロバート・ショウには思い入れはあったけれど、心の一番上にある人間はアントニオ猪木でありロジャー・ウォーターズであり、そしてロバート・デ・ニーロだった。インターネットの気配すらない時代、ロバート・ショウの死に対してさらに追求する方法はなく、身近に彼の死を共に哀しむ同胞もいなかった。そもそも私の中にロバート・ショウの死を(哀しもう、悼もう)というまでの感情は既に無かった。
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月27日 [愛の景色]

まあもちろんそれは強がりなんだけどね
強がりででも本音
本音だけど嘘
取り敢えず気高さを志向するなら
強がりは必要だ

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌536日目~時代を超えた革命的映画はどなたにとっても必見『勝手にしやがれ』『無防備都市』。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月26日(月)手術後727日目 退院後527日目

ゴダールの『勝手にしやがれ』とともに映画史上革命的作品の白眉と言えばやはりロベルト・ロッセリーニの『無防備都市』です。
この映画、未見の方はぜひ一度鑑賞していただきたいですわ。
『無防備都市』、作品全体がとてつもなく凄いのですが、とりわけ有名なシーン。
あ、これは第二次世界大戦中のイタリアを舞台としているんですが、アンナ・マニャーニという大女優が路上で銃撃によって殺害されるんです。
走る自動車を追うマニャーニ、背後からファシストが銃撃する、路上に倒れ込むマニャーニ、倒れた彼女を後ろに、車はどんどん遠ざかる・・・これを自動車側から撮っています。
映画のシーンとしてまさに映画史上圧倒的です。

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※毎日午前0時にアップするメインの記事ですが、だいたい1000字~1500字くらいの分量でやってきましたが、ご存じの通り母の介護に精出しつつ、いろいろ新たなこともやり始めていて毎日時間がとてもタイトです。なので日によってはフレキシブルに分量を減らしたり増やしたりする場合もでてきます。もちろん、「毎日更新」は今後も変わりなくやっていきますし、内容はさらに充実させていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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●末尾ルコつて語ったロバート・ショウ 1 [「言葉」による革命]

英国出身のハリウッド俳優ロバート・ショウが死んだのが一九七八年だというのは小さな驚きで、この年は私が中学三年生である。私にとって中学時代の大きな基点がモハメド・アリVSアントニオ猪木であって、ロバート・ショウが死んだのはそれより前だとイメージし続けていた。つまり小学生の頃だ。しかし考えてみれば、『ジョーズ』が世界を震撼させ、日本でも公開されたのが一九七五年で、私はその後ロバート・ショウ出演の新作映画として、『ナバロンの嵐』や『ザ・ディープ』を映画館で観ているのだから、常識的には彼の死がアリVS猪木より前だとは考え難い。要するにロバート・ショウは私がプロレスファンとなった頃に私を虜にし、いいも悪いも理解できなかった格闘技世界一決定戦を挟んで死を迎えたことになる。
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月26日 [愛の景色]

ぼくは考えていた
4月からどうなるか
どうなってもいいさ

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌535日目~お薦めしたゴダール『勝手にしやがれ』を、「最高!」と言ってくれたケアマネさん。 [「言葉」による革命]

●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌535日目~お薦めしたゴダール『勝手にしやがれ』を、「最高!」と言ってくれたケアマネさん。

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月25日(日)手術後727日目 退院後527日目

それで2月のケアマネさんとの会話なんですが、ケアマネさんときたら、「『日本侠客伝』、もう最高でしたよ!続けて2回観ちゃいましたよ!」と、嬉しいですね、お薦めした映画をちゃんと観てくれて、こうして気に入ってくれるっていうのは。
もちろんわたしがお薦めしようが、観る観ないは当然ながらご本人の自由。
観ないことに対して批判する気は毛頭ありません。

ちょっとお話逸れますが、例えばわたし、映画などのDVDソフトを誰かにお貸ししても、「あれ、観た?」とたまに尋ねることはあっても、まったく尋ねないことの方が多いし、もちろん観てなくても「ええ~っ?何で観てないの??」とか、避難がましいことは言いません。
ただ、わたし自身の中では(ああ、この人、「貸して」って言うから貸してもなかなか見ない人なんだ)とは感じます。
それによってその人に対する評価が変わることもあれば、変わらないこともある。
少なくとも、「何で観ないのさ?」とか恨みがましいことは絶対言いません。

もちろんそのケアマネさんはお貸しした映画、必ず観てくれますし、最近で言えばお薦めした『シェルタリング・スカイ』も『勝手にしやがれ』もしっかり観てくれている。
『勝手にしやがれ』も、ってジャン・リュック・ゴダールの革命的映画ですが、「いやあ、最高でした!」と言ってくれた。
嬉しいですね。
お薦めした者冥利に尽きます。

でもホント、ジャン・リュック・ゴダール作品というといつしか「難解」とか「過激」とかいうイメージがついてますが、まあ過激と言えば過激なんですが、『勝手にしやがれ』にはあらゆるカテゴリーを超えた本物のカッコよさがありますから、あらゆる文化芸術を愛する人、興味ある人、そしてそうでない人も、一度は鑑賞してほしいのです。

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※毎日午前0時にアップするメインの記事ですが、だいたい1000字~1500字くらいの分量でやってきましたが、ご存じの通り母の介護に精出しつつ、いろいろ新たなこともやり始めていて毎日時間がとてもタイトです。なので日によってはフレキシブルに分量を減らしたり増やしたりする場合もでてきます。もちろん、「毎日更新」は今後も変わりなくやっていきますし、内容はさらに充実させていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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●末尾ルコ かつて語った『たかが世界の終わり』 4 [「言葉」による革命]

ロングの長回しで人間性を抉り出す映画もけっこう。
しかしシンプルにこう感じることもある、(もっと俳優たちの顔をよく観たいのに)と。
『たかが世界の終わり』はフランス映画界の至宝たちの「顔」を、これでもかこれでもかとアップで観客に叩きつける。
そして「俳優のアップ」こそ、舞台では味わえない「映画ならではの快楽」の重要な一つである。
タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月25日 [愛の景色]

恐れも
畏れも
そりゃああるさ

慄きだってもちろんある

でも
恐れ畏れも慄きもない人生なんて
お話にならないだろう

要は
恐れ、畏れ、そして慄きを
どう変化(へんげ)させるか

そしてそのうえで、どう
根を張りつつ
どれだけ飛翔できるか

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